小田原おでんサミット2026 ゲート

小田原おでんサミット2026 参加レポート

2026年4月7日
著者: 上村 尚平

2026年4月4日・5日に、小田原城址公園 二の丸広場で開催された「小田原おでんサミット」に行ってきました。
全国各地からご当地おでんが小田原に集結し、小田原おでんをはじめ、多様なふるさとの味を楽しめるイベントです。

花見とおでん

会場に入ると、まず感じるのはおでんの湯気と出汁の香り。
屋台ごとに並ぶ鍋から立ち上る香りが重なり、それだけで食欲を誘われます。
ちょうど桜も見頃で、「花見 × おでん」という組み合わせは、やはりこの季節ならではの楽しみです。

桜

食べ比べが、このイベントの醍醐味

このイベントの魅力は、なんといっても「食べ比べ」です。
同じ「おでん」でも、出汁や具材、味付けは地域ごとに異なり、その違いがそのまま食文化として表れています。

毎年足を運んでいますが、すべてを味わうのはなかなか大変。
少しずつ制覇していく楽しみも、このイベントの醍醐味のひとつです。

今年は金澤おでんと静岡おでん

金澤おでんの屋台

今年いただいたのは、金澤おでんと静岡おでんです。

金澤おでんは、あっさりとした出汁をたっぷりと含んだ赤巻や車麩が印象的で、素材の持ち味を引き立てるやさしい味わい。

金澤おでん

一方、静岡おでんは、だし粉をかけて仕上げることで、香りとコクが加わり、また違った魅力があります。

静岡おでん

おでんは地域の文化

こうしたイベントに来ると、改めて感じるのは「おでんは地域の文化」だということ。
素材や作り方の違いが、そのまま味の違いとなり、その土地らしさをつくっています。
そして、それらを一度に楽しめる場があることは、とても価値のあることだと感じます。

春の小田原で、全国のおでんを味わう2日間。
賑わいの中にもどこか落ち着いた空気があり、ゆっくりと食を楽しめる時間でした。
また来年も訪れたいと思います。

小田原かまぼことおでん

おでんを囲みながら、改めて思うことがあります。
私たちが作る小田原かまぼこも、おでんの欠かせない具材のひとつです。

出汁をよく吸い、素材の味が際立つかまぼこは、おでんとの相性が特によく、この組み合わせは古くから小田原で親しまれてきました。
「魚・水・技」にこだわって仕上げたかまぼこが、熱々のおでんの中でどのような味わいになるか。
ぜひ一度、お試しください。

いわしつみれ

いわしつみれ

すじ鉾

すじ鉾

小田原揚げ

小田原あげカット