第30回 小田原かまぼこ桜まつり レポート
2026年3月30日
著者: 上村 尚平
3月28日・29日の2日間、小田原かまぼこ桜まつりが開催されました。
今年で第30回を迎えるこのお祭りは、小田原のかまぼこ文化を春の風物詩として根付かせてきた、地域の大切な行事です。
昨年はあいにくの雨でしたが、今回は天気にも恵まれ、会場となった小田原城址公園二の丸広場には多くの方が訪れ、春の訪れを感じる賑わいに包まれていました。
花よりかまぼこ
かまぼこ祭りというだけあり、会場には各店のかまぼこが並びました。
私たち山上蒲鉾店も出店し、この日ならではの価格でお買い求めいただけるようご用意しました。
次々と手に取られていくかまぼこ。「花よりかまぼこ」と言いたくなるような行列ができ、多くのお客様が思い思いに楽しんでいる様子が印象的でした。
かまぼこ板一夜城合戦
毎年人気の「かまぼこ板一夜城合戦」では、制限時間内にかまぼこ板をどれだけ高く積み上げられるかを競います。
当日参加できる気軽さもあり、子どもから大人まで幅広い方が挑戦されていました。
バランスを取りながら積み上げていく様子には、自然と周囲から歓声が上がり、中には3メートル近くまで積み上げる方もいらっしゃいました。
ききかま大会
「ききかま大会」も大変な賑わいでした。
6社のかまぼこを食べ比べ、どの蒲鉾店のものかを当てるという企画で、すべて正解すると景品がもらえる楽しみもあります。
参加費は100円と気軽に参加できることもあり、多くの方が挑戦されていました。
私たち山上蒲鉾店のかまぼこも、今年の6社に名を連ねています。
自分たちのかまぼこをどれだけの方が当ててくださるか、毎年楽しみにしている企画のひとつです。
かまぼこが、地域をつなぐ
かまぼこを楽しむ人、イベントに挑戦する人、会話を弾ませながら過ごす人。
会場にはそれぞれの楽しみ方があり、小田原ならではの穏やかな時間が流れていました。
かまぼこが身近にあるこの土地だからこそ生まれる、あたたかい光景だったように感じます。
日々の食卓に並ぶかまぼこも、こうして多くの人が集まる場ではまた違った表情を見せてくれます。
その背景にある歴史や技、そして地域に根付いた文化。
このお祭りは、そうした魅力を改めて感じる機会でもあります。
そして同時に、この良さをこれからも伝え続けていく大切さも感じました。
かまぼこが持つ本来の美味しさや魅力を、より多くの方に知っていただけるよう、これからも日々のものづくりに向き合ってまいります。
山上蒲鉾店の商品ラインナップは、オンラインでもご覧いただけます。
お祭りに来られなかった方も、ぜひ一度お試しください。