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夜の紫陽花

令和7年度「小田原城あじさい花菖蒲まつり」

2025年6月4日
著者: 上村 尚平

6月の小田原城と言えば、紫陽花と花菖蒲。
どれくらいあるか知っていますか??
実は、花菖蒲は約10,000株。紫陽花は約2,500株あるんです!

見頃を迎える5月31日(土)~ 6月15日(日)は、夜のライトアップがあり、幻想的な花々を鑑賞することができます。
早速、初日の5/31の夜に行ってきました!

この日は昼間に雷を伴う雨が降っていましたが、夕方ごろからやみました。
紫陽花に雨が滴り、光が反射し、幻想的でした。

雨の滴る紫陽花
雨の滴る紫陽花

まだ満開ではありませんでしたが、様々な色の紫陽花がありました!

緑の紫陽花
ピンクの紫陽花

花菖蒲はまだまだこれからという印象。

花菖蒲
花菖蒲の花

6月15日(日)までやっているので、是非行ってみてください!

ちなみに、紫陽花の由来って知っていますか?
様々な色があるのに「紫」、梅雨の時期なのに「陽」
気になったので、調べてみました。

1. 「あづ(集)」+「さあい(真藍)」
「あづさい」が転じて「あじさい」になったと言われています。
「あづ」は「集まる」、「さあい」は「真藍(深い青)」の意味。
「青い花が集まって咲く様子」を表していると考えられます。
2. 中国の詩文からの誤用で、日本で当て字として定着した
現在使われている「紫陽花」という漢字は、実は日本独自の当て字で、本来の意味とは異なります。
「紫陽花」はもともと中国の詩人・白居易が別の花(おそらく「ライラック」や「木槿」など)に付けた名前。
日本の学者(源順など)が、その名前を見て誤ってアジサイにあてはめてしまったとされます。
つまり、「紫陽花」という漢字は本来アジサイを指す言葉ではなかったのです。

要約すると、「あじさい」という名前は、日本で古くから使われていた和語で、後に漢字を当てる際、中国の詩文にあった「紫陽花」という別の花の名前を誤ってあてたということみたいです。
なるほど…。

他にも諸説あるみたいなので、気になる方は調べてみてください!

イベント名
令和7年度「小田原城あじさい花菖蒲まつり」
日程
2025年5月31日 (土) ~ 6月15日 (日)
場所
小田原城本丸東堀・花菖蒲園(小田原城址公園内)